私の土星問題~カルミックインプリントモニター


甘夏弦先生自身のブログで先日書かれていた昨年の「カルミックインプリントモニター」を、私も受けていました。
あの時だから出来た鑑定と書かれていたので、あの時受けられて本当に良かったと、感謝の気持ちを強くしました。

カルミックインプリントとは、インナーチャイルドカードを創られたイーシャ・ラーナー先生による、西洋占星術メソッドによる「土星」を中心に読む内容の鑑定。
自分の土星とどう向き合うか。
私は西洋占星術、素人です。

土星は課題やコンプレックや苦手意識と言い換えられる。
私の土星は7ハウにあります。7ハウスが対人関係を表すくらいは知っていました。その7ハウスには金星もあります。そしてみずがめ座の土星なので11ハウス的な友人・仲間・集団ですか。どちらも私が苦手なものです。人を避けて行けるものなら、避けて
生きたいとずっと思っていたので。

私がモニター鑑定を受けたのは、昨年の12月でした。その頃占いで対面鑑定することは自分には、向いてないのではないかという迷いがありました。
だって、そもそも対人関係はずっと自分の課題であり、
コンプレックスであり苦手であり、避けて通りたい問題です。
でも、逃げたら追いかけてくるのだろうも分かっていました。いや、既に追いかけられてるか。
避けていたら、ずっと意識はそのことを突き付け続けてくるし、私はその事を考えるのを
止められないし。

モニター鑑定の前に事前質問があり、昔からある漠然とした恐れや、父親の人物像と印象や、サターンリターンの時どうでしたか?などいくつか項目がありました。

それで、なんと当日、父親の話しで泣いてしまい、それもこぼれた涙をぬぐうなんておしとやかな泣き方ではなく、
おもっいっきり鼻かまないと話せないような、本泣き、子供みたいに素直に、なんのてらいもなく泣きました。甘夏さんと話したのは初めてだったのに。すっごく素直でした私。

これが甘夏マジックですかな。
ホント、甘夏さんは静かに聴いている、傾聴です。
勝手に泣いてる迷惑なおばさんの私。
でも、そんな自分を甘夏さんが受容してくれるので、私も自分を受け止められた。
泣いてしまっている事で、私は、ばつが悪くなるはずなんですよ、普段なら。
けれど、粛々と鑑定は成り立っていて、自分だけでは辿りつかない心の場所に、甘夏先生がガイドしてくれたという気がしています。
一人じゃ怖くて行けない森に一緒に行ってくれた感じですか。

後に成るとね、そんない怖いか?と自分で突っ込みいれたくなるけれど、それは、森に行ってみた今だから、言えるのでしょう。

怖れが大きくて、傷つきたくなくて、「防御力」強すぎと最後のワークシートに書かれて
ました。
やりたいようにやるくせに、頭の中でぐるぐるしているって。
現実と言うより、自分の妄想からくる怖れの方が強くて、過剰防衛しているって。

自分は「社交性」を持ち合わせていないし、ずっと自分を出すことを怖れてきたし(それでも漏れ出てしまう宿命中殺があるが)「個性」を出したくない、他人と違う事で疎外されたくない、仲間はずれとか、集団を信じられないとか、疎外されるより初めから一人でいようと。どこから切りかかられても跳ね返すような強力な甲冑に身を包んでいる気分でいましたね。「過剰防衛」ぴったりの言葉です。私の「過剰防衛」で、傷つけてきた方も
いますしね。

土星は父親を表してもいて、結局自分に重なってくると甘夏さんも書いています。
私は自分の父親の欠点を増幅している、顔も性格も似ていると言われて育ち、それは嬉しいことでは無く、ある時期まで、父親は怖くて、怒りっぽくて、遠い人でした。

でもある出来事を経て、父親はわかりずらい愛情の表し方をする人だと気がついた。まあ、不器用なんだなと。一人の人間として父親を発見してから、私は父親が好きになった。亡くなって十年以上たつのに、父を思うと泣けるほど。死んだ父を思い出す時、その人の良さより、実はその欠点がものすごく愛おしいその人らしさだったなと、偏愛している。
 
鑑定を終えてから、それなら、私は私の土星問題が大嫌いで苦手で逃げだしたいけれど、実はその私の土星の問題点は、
私の中で、ある時期で反転して、愛おしくて大切なものになっていくって事なのかなと。ただ不器用だから簡単ではないということかと、しばらくたって思えてきた。
(西洋占星術をこんな簡単におおざっぱに理解したつもりでいいのかは、一抹の不安が)

それに、欠点が鮮やかすぎる父親を私の家族は受け入れていた。その人としの良さもちゃんと分かっていた。
私と共に暮らす家族も私の欠点も駄目なところも知りつつ、受け入れている。

「過剰防衛」という言葉は効いた。どんどんジワジワと。
自分の「怖れ」にフォーカスして生き続けても楽しくないなとだんだん思えてきた。
自分の今までの意識は「怖れ」への過剰防衛からくる拒否感にずっと向いていて、身動きとれなくなって、脳内ぐるぐるを繰り返して来ただけだと。
甘夏さんと森に行ってその正体を見てこれた、その「怖れ」は半ば幻想らしいと知った。

そもそも、私が隠したいと思っていた、バレないように必死に頑張ってきた自分の劣等感は、他人にはとっくにバレているのだ。それは他人の事に置き換えればすぐ、わかる。
他人のこだわりってけっこうむき出しでストレートだ。
私はそういうものにすぐ、目が行くタイプなのに、自分のだけ、隠せると思ってた事が
大いなる間違いだったと今だからわかる。

最初からバレているなら、もう隠さなくていいやとやっと思えた。
この自分でやって行こうと思えたのは、占いを学び、占いの世界で出会った人々が、
隠さない私の部分を受容してくれたから。

甘夏さんのセッションのワークの最後、私の課題は「自分を出していく!」でした。
だから、やっと決断できて、ブログを始めることが出来ました。占い師としの歩みを
進めて行こうと迷いは消えていた。

甘夏さんが、セッションについて『このセッションでひとり、ひとりが『自分の人生を歩む』ことを後押ししていきます』と書かれていましたが、私は本当に大きく気持ちを後押ししてもらったなと思っています。
カルミックインプリントセッションは、名前は変わるかもしれませんが、内容を練り直して、また出せたらいいなと思っていられるそうですので、そのチャンスが来たら、私のようにめざとく受けられることをお奨めします。

先日、甘夏さんとお会いした時に、今年に成ってからの私の流れを、とっても宿命中殺者ぽいねと言って下さって、
そうですねと大きく頷きました。

何故、今土星の事をブログに書いているか?
すみません、やっと書けるようになった、時間が必要だった。
いま書きたいそれだけです。

4/29日の新人ちゃん祭りまであと一週間となりました。
まだまだご予約枠残っています。

算命学15分メニューは算命学が初めての方に、ご自分の命式から、強みや魅力を知っていただきたいと思っています。
ご予約・ご来店お待ちしています。